お宮参りや七五三の記念写真、プロアマ問わず神社で撮影されることが多いと思います
近年、神社での写真撮影のマナーの悪さが問題視されています
神社という場所は神様が人々や地域を守護するために御鎮座されている場所で、信仰する方が拝礼するための施設です
また、公園と違って神社の敷地は私有地であり(多くは国のものでもありません)自由に撮影できる場所ではありません
お宮参りや七五三の神社での本来の目的は神様への感謝とお子様の成長のお祝い、長寿と幸福の祈願です
そのシーンを写真に残すことはもちろん大切ですが、本来の目的を忘れないでください
問題視されている行為をいくつかあげていきます
・場所の占有(定番スポットでいい写真を撮ろうと長時間その場所を占有する、三脚等で場所取りをする)
・写真のために他の参拝者を排除、通行を妨げる
・大声を出す
・子供をあやすためにシャボン玉を使用する(境内外が望ましい)
・和傘や刀を持たせる(境内外が望ましい)
・狛犬に登らせる
・境内で寝そべって(尻もちついて)撮影
・ご祈祷を受けずに写真だけ撮って帰る 等々・・・
プロもアマも、参拝される方も写真を撮る際には気をつけてください
神社で撮影できるのが当然ではなく、神社で撮影させていただくと言う気持ちを忘れずに、また神社へ行く本来の目的をしっかり認識して参拝、ご祈祷に臨んでください
我々プロカメラマンにはさらに多くのマナーやルール遵守が求められます
神社での撮影を依頼されたお客様に対して、良い写真を撮ることはもちろんですが、私もお祝いする気持ちと、神社、神様への敬意と感謝の気持ちを持って撮影します